日本テレビ毎週水曜22時~放送
「過保護のカホコ」のあらすじ・ネタバレ 感想を紹介します。

視聴率と主要登場人物

第9話 視聴率 9.9%

【主な登場人物】
根本加穂子(21)…高畑充希
加穂子の母・泉(51)…黒木瞳
加穂子の父・正高(54)…時任三郎
麦野初(21)…竹内涼真

第9話あらすじ・ネタバレ

加穂子と初が結婚を許しを乞う中、初代(三田佳子)が意識不明で入院し、家族は病院に集まりました。

福士(西岡徳馬)はショックで泣き崩れ、泉が泊まり込みで初代の面倒をみるから大丈夫だと福士を慰めると、環(中島ひろ子)や節(西尾まり)に「また勝手に決めて!」と姉妹の中は険悪ムードです。

加穂子がアラームで目を覚ますと、初から着信があり、初代の事が気になっていたため自宅の前に初は来てくれていました。
初を家に呼んだ加穂子でしたが、泉が帰ってくる姿が見えたので、断念しました。

昨晩、病院に泊まっていた泉が帰宅しましたが、泊まり込むからと荷物をまとめてすぐ出て行こうとします。

正高は少し休んだからどうかと言いますが、泉は平気だと言って聞きません。

家を出ようとする泉に、加穂子はどうしても1つ聞きたいと「初くんとの結婚を本気で反対するっていうのはどういう事なのかな、と思って」と尋ねました。

「決まってるでしょ?勘当よ。どうしても初くんと結婚するなら、親子の縁を切ってからにしてね。加穂子。」

アトリエの初を訪ねてきた加穂子ですが、泉の本気がショックで開いた口が塞がら状態になっています。

悩む加穂子に初は「ばぁばなら何て言うか考えてみろ」とアドバイスし、ばぁばの意識が戻った時に喜んで貰えるように2人で頑張ろうと言います。
家族の問題が解決すれば、結婚も応援して貰えるだろうと初は言いました。

「じゃ、頑張って!」と加穂子の背中を押す初に、加穂子は「一緒に行ってくれないの?」と落ち込む加穂子。

初は、加穂子なら家族の問題を解決できる、自分は絵で認めて貰えるように頑張るから、と加穂子の後押しをしました。

初代の病院にやって来た加穂子。
泉が心配で正高も病院に来ていました。

福士はシクシクと泣いていて、まるで抜け殻のようです。

「こんな時になんなんですが、皆さんにご報告があります!私、根元加穂子は麦野初くんと結婚します。」

こんな時だからこそと、結婚の報告をした加穂子でしたが、環は衛(佐藤二郎)と離婚するから自分には応援する資格がないと言います。

環に「贅沢で甘い」とイラついた様子の節は反抗的な糸(久保田紗友)「母親が面倒なら出てけと言った」と言います。
糸は清々した顔で出て行ったと節は疲れた顔で言いました。

加穂子は初代の病室に入り、初代の手を握ります。
初代に初と結婚すると報告し、ばぁばが目を覚ました時にみんなが幸せでいられるように頑張るからと話しかけます。

座ったままウトウトしていた泉が目を覚まし、そんな約束しない方がいいと言いますが、加穂子は「ばぁばが元気になるって信じてる。ママもそう思ってるからずっとここにいるんでしょ?だから加穂子、頑張ってくる!」と宣言しました。

加穂子は衛に電話をかけると、衛は役所にいると分かり、加穂子は慌てて役所を訪れます。

衛はお酒を飲んでいて「俺は誰も守る事ができないの!衛って名前のくせに!!」と役所のイスを押し飛ばし荒れています。

「何かあった?」と加穂子が尋ねると、以前補導した子が死んだと言います。「何でいい人は早くしんで、いやな人は生き残ってんだろう?初代の代わりに自分が…」と言う衛。

衛は加穂子が自分の事を勘違いしていると言います。環が幸せが壊れそうで怖いと言う事に付き合うのもうんざりだし、環の喘息の発作が出た時もこんなに大変なら一緒に居たくないと思ったと打ち明けます。

衛は離婚届を窓口に出して、役所を出て行きました。

加穂子は初から着信があり、糸が親との縁を切ってチェロを売ると言ってると知らされます。

加穂子は急いで糸の自宅にやって来ると、糸かキャリーケースとチェロを持って出てきます。

加穂子は「一緒にばぁばに会いに行こう」と糸を説得しようとしますが、糸は迎えの友達の車に乗り込みます。

車の急ブレーキの音がすると、車の前には節と厚司(夙川アトム)がいました。
節は車から糸を引きずり下ろします。

「チェロだけはダメ!おじいちゃんとおばあちゃんに買ってもらったもので、あんたのものだけど、あんた1人のものじゃない!」と節は言います。

「お願いします!もう2度と娘と会わないでもらえませんか?」と厚司は土下座し頼みます。

節は、私達みたいな夫婦に何でこんなに可愛い子が産まれたんだろうって思ってたと節は話し始めます。
「糸がチェロをやり始めて、自分達を残して広い世界に羽ばたいて行く子になるって分かってた。
その時まで、何としてもその才能を伸ばしてやろうって2人で誓ったの。あんたは今でも奇跡を起こせる子だって信じてる。音楽でたくさんの人を幸せにできる力を持ってるって。」

節と厚司は、糸を引き止めようと説得しましたが、糸は車に乗り込み行ってしまいました。

初に自宅まで送ってもらった加穂子は、家族がバラバラになるのを止められず落ち込んでいます。

加穂子は別れ際に初に「ちょっとギュってしてくれないかな?」と頼みます。

初が抱きしめようとすると、マンションから正高が出てきます。
教子(濱田マリ)がまた何かやらかしたらしく、実家へ向かいました。

正高と加穂子と初が正高の実家に着くと、児童養護施設へ送り届けた男の子(保-たもつ-)と、親の帰りが遅いという兄妹を教子が連れて帰って来ていたのです。
施設にも親にも連絡済みで、誘拐にはならないと言う教子。

正高は早く子供達を帰そうと言いますが、教子はお腹を空かせてるからご飯を食べさせたいと言います。

加穂子は突然ひらめきます。
「こういう子達が気軽に遊びに来たり、遊べる場所ってあるのかな?」
そういう場所があれば、悪から子ども達を守れるし、死にたいと思ってる子を救えるかもしれないと言う加穂子。

教子は加穂子と同じ事を考えていたと言います。
「愛のあふれる、施設でもあり、託児所でもあり、塾でもあるような場所を作りたい!」

テナントの空きはあるし、正興は教員免許があり、多枝(梅沢昌代)は調理師免許を持っていて、教子は保育士の免許を取れば実現できると正興は言います。

教子は自信なさげですが、初が自分も施設で育ったから、保達が教子が信用できる大人だと思っているということが分かると後押しをします。
そして、自分に内装を手伝わせて欲しいと申し出ました。

正興は「こうなったら作戦会議だ!」と言い、みんなテーブルに集まります。

初代の病室で看病を続ける泉。
加穂子は泉に環と節と仲直りして欲しいと頼みます。
初代が目を覚ました時に家族がバラバラのままだと悲しむからと加穂子が言っていると、福士が部屋に入って来て、初代とこのまま別れるなんてイヤだと声をかけると、初代が目を覚ましたのです。

初代は、酸素マスクを取り「帰りたい…!もう1度、私の家が見たいの…!」と力を振り絞り、訴えます。

加穂子は、家は初代にとって家族の思い出がいっぱい詰まった場所で人生そのものだから、初代を家に連れて帰って欲しいと泉に頼みます。

必死に頼む加穂子に「分かった」と泉は言い、笑って加穂子を抱き締め、初代を見つめました。

初代は自宅に帰ってきました。
初代は自宅で介護用のベッドに横になり家を見渡し「やっぱりここが1番いいわね」とポツリと言います。

初代の世話をする泉ですが、環と節はその様子を見ているだけです。
「あんた達もママと話してきたら?」

「お許しがないとしちゃいけないのかと思って」と環と節が言うので、泉は苛立ちます。

初代は加穂子に、ある箱を持って来て泉達に見せて欲しいと頼みます。箱の中には、子どもの頃の思い出の品がいっぱい入っていました。

「うわぁ~、懐かしい!」
泉も環も節も笑顔になります。

一人っ子の加穂子は兄弟喧嘩するなんて贅沢だと言い、早く仲直りして初代に笑顔を見せて欲しいと頼みます。

娘達3人は、初代のベッドの近くで小さな頃の思い出話を始めます。
初代は目を覚まし、3人の話に耳を傾けます。

「ごめんね、環。弱い体で産んじゃって。ごめんね、節、あんたが小さい時、忙しくて構ってあげられなかったから…泉、あんたには1番厳しく当たってしまったから、反動で加穂子を愛しすぎたんじゃないの?」

「大事なのはその愛に自由があるかどうかよ。加穂子から考える事を奪わないで泉。」
初代は泣きながら、3人に気持ちを伝えます。

「私、ちゃんとやってこれたかしら?良い母親だった?」ごめんね、ごめんね…と初代が謝り続けるので、娘達3人も福士も涙を流していました。

夜、初が初代に会いに来ました。
初は初代に見てもらいたいものがあると、加穂子と家族達の肖像画を差し出しました。

初は加穂子のおかげで自分の描きたい絵を見つけられたと言います。
「でも、これは、ダメね…あなたがいないじゃない。」

「初くん、うちの家族になって、加穂子の事を守ってあげてね。」

加穂子は泉に結婚するなら勘当だと言われたと初代に打ち明けます。
初代は、自分が勘当されて親の死に目に会えなかった事が心残りだから、駆け落ちしたりしないでと言います。

初代は加穂子にバッグを取って欲しいと頼みます。バッグの中の宝石入れを出して、初代が姑にもらったという指輪を加穂子にもらって欲しいと渡します。

「加穂子、これからはあなたがこの家と家族のこと守ってちょうだい。加穂子なら大丈夫よ。誰よりも一番うちの家族の事、愛してるじゃないの。」

「どんなに辛くてもちゃんと寝て、ちゃんと食べて、好きな人の手を離さないで。加穂子、みんなの事頼んだわよ。」

「分かった。」と加穂子が答えると初代は穏やかな顔で目を閉じました。

「ばぁば、大好きだよ。」

翌朝、初代は家族みんなに見守られ、息を引き取りました。
初代の死を受け入れられない福士を加穂子が初代の側へ連れてきます。

「初代…ありがとう。愛してるよ。」何度も福士は繰り返しました。

正高は自分の気持ちを泉に伝えておかなければと思い、泉の手を握りました。
初も加穂子の手を握ろうとしましたが、自分の手を固く握り締め、加穂子の手は握りませんでした。

アトリエ棟に加穂子と初は来ています。

「私、こんなの初めて…大切な人がいなくなると、こんなに身体中の力が抜けちゃうんだなって…当分、結婚の事も考えられないよ。家族のみんなを守っていく自信もない。」
力なく座り込んでしまう加穂子。

すると、初は突然アトリエの電気を消し「あれ?どこいった?加穂子?」「なんでいなくなっちゃったんだよ?」と加穂子を探し出します。

「ここにいるよ?」と加穂子が初の手を握ると、初は「さっきから探してるのは俺が好きになったおまえだよ。」

「家族の事を守るのはそんなに簡単じゃない。でも、いつもの加穂子でいれば、結果は出る。蒔いた種はいつか必ず花を咲かすって信じて頑張ろうよ。

結婚だってこんな時だからこそするべきだと思う。きっと結婚っていうのは、どんな時も愛し合う事だと思う。だから、最悪な時だからこそ、結婚しよう。」

「そうだね。」と答える加穂子。
初は加穂子の手を握り、リピートアフターミー、と言い、

「病める時も健やかなる時も
愛し合う事を誓います。」

加穂子も誓いの言葉を言います。

誓いのキスを。
とキスの寸前で、アトリエ棟に初の友人達がやってきて電気がつきました。

初の友人達はそそくさと出て行って、

「結婚しよう、根元加穂子さん。」と言う初に、
「結婚しよう、麦野初さん。」と加穂子は返事をしました。

《第10話に続く》

第9話の感想

過保護のカホコで泣かされるとは思いませんでした~。
なんだかんだで、ばぁばは死なずに終わるのでは、と勝手に予想していたのですが、ばぁばが亡くなってしまってショックでした。

最後まで家族の心配をする初代を見ていると、子どもがどんなに大きくなっても母親は心配なんだというのが、身にしみました。
初代は3人の娘達に母親としてちゃんしてこれたのかと心配していましたが、最後には娘達の仲の良い笑顔が見られて本当に良かったなと思いました。

落ち込む加穂子にこんな時だからこそ、結婚しようと言った初も男らしくてカッコよかったですね。
誓いの言葉を言うシーンのアトリエの暗闇の中に浮かぶシルエットが素敵でした。

初代の死で沈む家族を加穂子と初の結婚で、また笑顔で幸せいっぱいの家族にして欲しいです。
初と結婚するなら勘当だと言った泉を加穂子がどうやって許してもらうのか気になるところです。

人を幸せにする仕事がしたいという加穂子と、教子の考えが一致し、加穂子の目標も見えてきたようでした。

今回、視聴率が初めての1桁でしたか、グラチャンバレーの延長の影響があったようなので、次週に期待ですね。

次回、最終回です…加穂子と初くんに会えなくなるのはとても寂しいですが、ハッピーエンドで幸せな結婚式を見たいです!