日本テレビ毎週水曜22時~放送
「過保護のカホコ」の第10話のあらすじ・ネタバレを紹介します。

第10話視聴率と主な登場人物

第10話 視聴率 14.0%

【主な登場人物】
根本加穂子(21)…高畑充希
加穂子の母・泉(51)…黒木瞳
加穂子の父・正高(54)…時任三郎
麦野初(21)…竹内涼真

第10話あらすじ・ネタバレ

初代(三田佳子)が亡くなり、加穂子はベッドから初代にもらった指輪を眺めていました。

加穂子の夢に初代が出てきて「加穂子、大好きよ。いつでも見てるからね」と初代に言われます。

目が覚めた加穂子が指輪ケースを開けると、中に指輪が入っていません。「えっ?嘘っ?」加穂子は慌てて指輪を探します。
指輪は加穂子の左手の薬指にありました。

加穂子が部屋を出ると、泉が体調を崩していました。加穂子は福士の様子を見てくると出て行こうとしますが、その前にと立ち止まります。

加穂子は「こんな時だからこそ、初くんと結婚したいの!どんなに辛い時でも強く明るく生きていきたいから。」と泉に言います。

風邪で声が出なくなっている泉は正高を通して加穂子に自分の意思を伝えます。
「ママは今まで通り反対、勝手に婚約届なんて出したら勘当だから。とママは言っている」と正高は伝えます。

「ママとパパにちゃんと認めてもらってから結婚できるように加穂子、頑張るから!」と加穂子は意気込み、福士(西岡徳馬)へ会いに行きました。

並木家にやってきた加穂子。
家の中に福士の姿はありません。加穂子は福士に電話をかけます。
「ばぁばに会いに行ってくる。そこにはばぁばとの思い出がいっぱい詰まってるから。もう探さないでくれ。」と言い、福士は電話を切りました。

加穂子は福士が自殺するのではないかと心配になり、初に電話をかけます。初は、みんなに福士の居場所の心当たりを聞き、警官である衛(佐藤二朗)に連絡しておいた方がいいと言います。

衛に会いに来ている加穂子の元へ、環(中島ひろ子)と節(西尾まり)が駆けつけます。離婚した環と衛はぎこちない様子です。

加穂子は体調を崩している泉には心配をかけまいと知らせていませんでしたが、節が連絡しており、家から加穂子に電話がかかってきます。

泉が初代の思い出がいっぱい詰まった場所は家しかないと言うので、納得した加穂子は並木家に福士を探しに向かいます。

並木家に戻った加穂子。家では初が待っていました。
「じぃじ?じぃじ?」と加穂子と初は手分けして家中を探して回ります。
そこへ、環と節と厚司(夙川アトム)が駆けつけます。

加穂子が庭を探していると「ぐぅ~、ぐぅ~」と音がしました。
加穂子が音がした方へ向かい、植木を掻き分けて中を見ると福士が座り込んでいました。音の正体は福士の腹の虫でした。

福士は「俺はずっとここにいる!」と駄々をこねて出てきません。そこへ、泉と正高も駆けつけました。

「若い頃、ばぁばとよくここでかくれんぼしたんだ。」初代が姑や小姑にいじめられた時、泣きながら一生ここから出たくないと隠れていたと福士は思い出を話し始めます。

「俺と一緒にならなかったらこんな事にならなかったかもしれない…!」

加穂子は号泣し落ち込む福士に「そんな事ない!」と言い、初代から聞いた福士との思い出話を話します。

「じぃじといると楽しい事がいっぱいで、辛い事とか、苦しい事とか吹っ飛んじゃうんだって!だからさ、元の明るくて悪戯好きのじぃじに戻ってよ。」

加穂子や娘達に励まさせれ、元気を取り戻した福士は「分かった。じゃあ、みんなで写真撮ろう、写真!」と言い、誰がシャッターを切るかで、もたもたしていると、衛が現れ、自分が写真を撮ると言います。もう自分は家族じゃないからと。

加穂子が環と衛にこのままでいいのかと尋ねます。2人に伝えたい事を上手く言えない加穂子は、初に無茶振りします。
「過去を悔やんだり、将来を不安に思うよりも今の自分の愛とか優しさを信じながら生きていった方がいいんじゃないですかね?」と加穂子の気持ちを上手く代弁する初。

環の隣に座る衛が涙を流します。
「離婚届けを出す時にさ、もうここにいるみんなと家族じゃないと思ったら、悲しくなっちゃって…」
衛は2人の抱える問題と戦いながら健やかなる時が来ると信じて2人で生きて行こうと言い、環は衛の手を取り、笑顔を見せました。

福士が再び、家族写真を撮ろうとすると「やっぱダメ!糸(久保田紗友)ちゃんがいないから!」と加穂子は言い、糸も揃ってから写真を撮ることに。

糸はチェロを売りに楽器店に来ます。チェロを売ろうとする糸を加穂子と初は引き止めます。糸がチェロを売りに来そうな店を張っていたと言う2人。

「すみません!これは売り物ではないので!」と加穂子は言い、チェロを奪って店を出ます。

「ちょっと、待ちなさいよ!」と糸は加穂子を追いかけます。
加穂子と糸はチェロを取り合います。

「じゃあ、加穂子が買う!」加穂子は自分の貯金でチェロを買い取り、いつか糸がチェロが必要になった時にあげると言います。

「なんてそんなにお節介なのよ?」
「しょうがないじゃん!家族なんだから!」

「糸ちゃんが加穂子の家族である事はやめられないから!どんなに嫌われても加穂子は糸ちゃんを守るから!ムカついたらケンカしようよ!加穂子も糸ちゃんも兄弟いないんだから!」

初は糸に、糸には間違いなくたくさんの人を幸せにできる才能があるし、自分の大好きな物から離れちゃダメだと言います。糸はチェロを抱きしめました。

加穂子は初と正高の実家を訪ねます。
先日、家族会議をした養護施設兼託児所兼塾のような施設の計画は順調に進んでおり、教子(濱田マリ)がやる気満々で、それに付き合わされている正興(平泉成)と多枝(梅沢昌代)は疲れてグッタリしています。

教子は加穂子に「本当の親のような愛情をいっぱい受けられる場所を作りたい。だって自分が傷ついたり、失敗したりしてもいつでも帰って来れる場所があるのがどれくらいに幸せな事か私が1番よく分かってるからさ。」と言い、正興と多枝に感謝の気持ちを伝えました。

加穂子はお願いを2つします。
1つは自分の貯金で教子の借金を返して欲しいという事。
もう1つは、保育士の免許を取るから
取れたら、自分を施設で働かせて欲しいという事。それを聞いた教子は喜んでくれました。

加穂子と初は改めて正高と泉に結婚を許してもらうために、話し合いをしています。

加穂子は教子の作る施設で働かせてもらうために、保育士の免許を取るつもりだと言います。
人を幸せにするために働きたいと言った自分の答えがこれだと話し、許してもらえるかと尋ねます。

正高は賛成だと言いますが、泉は何も答えません。

「それから結婚の事なんだけど…できらば今度の水曜日に婚姻届を出したいと思っています。」

式を挙げつもりは無かったけれど、正興や多枝、環や節などと話して、どんどん話が膨らみ、初の育った施設にある教会で結婚式を挙げる事になったと加穂子は言います。

新居は福士と同居し、初代の大切にしてきた家を守りたいと加穂子は言いました。

「パパ、ママ、許してもらえませんか?」正高は親子の縁を切ってまで加穂子に結婚して欲しいとは思わないからと言い、泉に判断を任せます。

「もちろん、反対よ!」と声が出るようになっていた泉は言いました。

「私が聞きたいのは、私以上に加穂子を幸せにする覚悟があるかかどうかよ。」と、長くて辛い不妊治療の末に産んだ加穂子の事を一生責任を持って守り抜かないといけないと泉は自分の覚悟の強さを初に伝えます。

「今、怖くてここから逃げ出したです。けど、逃げません!加穂子さんと離れたくないから。加穂子さんと家族になりたいから。いつもそばにいて、手を離さないずに、いつかお母さんに認めてもらえるように歯食いしばって頑張りますから!」と初は言いました。

「そう。じゃあ勝手にすれば?」と話を切り上げ、リビングから出て行きました。

加穂子と初の結婚式当日。
環と衛は籍を入れ直し、ウエディングドレスを持って来てくれます。
節は徹夜でウエディングケーキを作って持って来てくれました。

正高が「遅くなってごめん!」と現れましたが、泉は一緒ではなく、説得できなかったと正高は言いました。

福士が家族写真を撮ろうとすると、ウエディングケーキをひっくり返し、滑ってドレスを引っ張って破ってしまいます。

一同騒然となり、正高は泉に電話し、結婚式ができる状態じゃない事を説明します。
「加穂子がなんで今日にこだわったのかまだわからないのか?俺たちの結婚記念日だからだよ。俺たち今まで加穂子を守るための壁だったけど、今は乗り越えられない壁になってないか?だったら、門を開けてあげようよ。」

式場があるのは泉のテリトリー外になるので、泉は躊躇してしまいます。
「泉、お前も今、壁を越えるチャンスだよ。」と正高は泉に勇気を与えます。

加穂子達が式を挙げるのを諦めかけていると、泉が現れます。
「みんな何やってるの?」
「あなた達の愛と覚悟はこんなものなのだったの?」

泉は車のトランクから持ってきた荷物を出し、ケーキや料理の準備、会場の飾り付けなどテキパキと仕事を割り振っていきます。

泉は自分の着たウエディングドレスを加穂子に持ってきていました。

ウエディングドレスに着替えた加穂子は、教会のドアの前に正高と泉と立っています。

衛が慌ててやって来るとウエディングマーチの準備ができていないと言います。

泉は問題ないと言い、会場へ入っていきました。

教会のドアが開き、加穂子は正高と腕を組みバージンロードを歩き始めると、糸がチェロでウエディングマーチを弾いてくれています。

正高は泣きながら歩いて加穂子を初の元へ連れて行きます。
加穂子を引き渡す時、初の耳元で「俺がいつも優しいと思ったら大間違いだから。加穂子を不幸にしたらぶっ殺す。」と正高は笑顔で初に伝えます。
それを聞き、苦笑いを浮かべる初。

加穂子は「ありがとう。糸ちゃん!」と喜んでいます。
糸は加穂子に感謝の気持ちがあるなら、伝えに来るようにと泉に怒られたと言います。

「加穂子ちゃん、私、絶対音楽から離れないから!音楽で人を幸せにする!絶対諦めないから。」と糸は言いました。

式は順調に進み、指輪の交換になりました。加穂子は結婚指輪に初代からもらった指輪を選んでいました。

初は指輪を加穂子の指にはめようとしますが、緊張で手が震え、指輪が転がっていってしまいます。

指輪は施設の外まで転がっていき、池に落ちる寸前で、猛ダッシュで追いかけてきた泉が指輪をキャッチしました。

加穂子に指輪を渡す泉。
「加穂子、今までパパやママをいっぱい幸せにしてくれてありがとう。今までみたいにずっと加穂子の手を握っていたいけど、これからは初くんと一緒にここにいるみんなやこれから出会う人を幸せにしてあげて。加穂子はみんなの心のドアを開ける鍵を持ってるから。」

加穂子は泉に2つお願いをします。
「ハグしてください。」
加穂子をギュッと抱きしめる泉。

「絶対長生きしてね。」
「分かった。加穂子がもういいって言うまで生きてやる!」

加穂子は家族のみんな1人、1人に「ありがとう」と言います。

「みんな、大好きだよ。」

1年後。加穂子は初と並木家で暮らしています。加穂子は初代の大切にしてきた家を守り、初は似顔絵を売りながら、バイトをしています。

加穂子は初に「晩ご飯いるの?」「今、掃除したから汚れた服で座らないで!」と言動が泉に似てきているようです。

この日は糸の誕生日会で、加穂子は準備を始めます。

「私、こんなの初めて。ばぁばの凄さが今になってやっと分かった。広い家を綺麗にして、家族の集まりにはたくさんご飯を準備して。」

自分に家族を守っていけるのかと不安そうな加穂子に、初は「お前ならできる。ママみたいにどんな試練にも耐える強さを持って、パパみたいな優しさをいつまでも忘れなきゃ。」と励まします。

教子の施設も出来上がっていて、加穂子はそこで保育士として働いています。

子どもと芝生の上を転がって遊ぶ加穂子は、初と青空を見上げて「青空を見てると、ばぁばの事を思い出すの。どんなに辛い事があっても、ちゃんと寝て、ちゃんと食べて、好きな人の手を離さないで生きていくから。見ててね、ばぁば。」
加穂子と初はお互いの手をギュッと握りしめました。

《終》

第10話の感想

第1話から10話まで、加穂子の成長を見続けてきましたが、加穂子と一緒に家族のみんなや初も、それぞれに抱える問題を乗り越えていく様子も描かれていて、飽きずに見る事ができました。

初代が亡くなった時はショックでしたが、今回の加穂子と初の結婚式では、1度はバラバラになってしまった家族がまた1つになり、みんなに囲まれて結婚式を迎えられた加穂子がとても幸せそうで、泣けました。

最後には泉にも許してもらえて、結婚式の最後に加穂子と泉がハグするシーンでは、高畑充希さんと黒木瞳さんが本当の家族のように見えました。

加穂子は、人を幸せにする仕事も見つける事ができ、家族のみんなもこれから出会う人達もいっぱい幸せにしてくれるでしょうね!

とっても心の温まるステキなドラマでした!