爆発的な人気で第4シリーズまで制作され、そのどれもで高視聴率を叩き出したドラマ「医龍」。

天才的な腕をもつ心臓外科医を主人公として、前例のないオペを成功させていく医療ドラマです。

主人公をサポートし共に戦うチームのメンバーもまた才能あふれる面々。

今回はそんな医龍シリーズから、2006年に放送されたシリーズ第一弾のストーリーを追っていきます。

ドラマ「医龍1」第6話のあらすじ

奈良橋(江波杏子)のバチスタ当日。

日本で初めてのバチスタ手術とあって院内中の注目を浴びていた。

麻酔医の荒瀬(阿部サダヲ)はそのオペをモニター越しに見つめる。

チームドラゴンによるバチスタ手術が始まった。

オペを進めるにあたり、人工心肺に切り替えるため心臓をとめる処置を始めようとしたところ、朝田はそれを阻止。

患者の予後の経過を考え、心臓を止めずにオペを進めるという。

動かしたままのオペは100倍難しいとも言われていた。

野口(岸部一徳)はこの決定に、術中死のリスクがありすぎると憤る。

責任をとらされるのは野口ら上に立つ人間であり、それを心配しているようだ。

しかしチームドラゴンは皆が気を引き締めて朝田を信じ、オペは続行された。

朝田は驚きのスピードでオペを進めていく。

バチスタ手術において、最難関と言われる心臓の病変が最も出ている変性部位を見つける作業。

心臓を止めずしてどうやって見つけるのかと誰しもが固唾をのんで見守る。

朝田は自らの手を患者の心臓に当て動きを止めた。

心臓に手を置いたまま朝田が動かなくなってから三分が経とうとしていた。

見学していた者のなかでは朝田が変性部位を見つけられず、諦めたのではないかという声も出始めた。

この行動の真意に気がついたのは鬼頭(夏木マリ)だけだ。

心筋を動かしたまま触診することで、少しの変性部位を見つることが目的だったのだ。

その場所を見つけた朝田は、伊集院(小池徹平)や加藤(稲森いずみ)にも触らせるが、二人はその変化に今ひとつ気が付かない様子。

朝田は二人に、この感覚を覚えておくよう言った。

変性部位を切り取り縫合していく作業にうつる。

しかし患者の心臓は動いていて、極めて繊細な作業が求められる。

どうして朝田はそのような難易度の処置を難なくこなしてしまうのか、

それは朝田の頭の中には極めて生々しい臓器の想像があるためだと鬼頭は言う。

模型などではない、内蔵の立体図が頭にある朝田はその感覚を研ぎ澄ませオペを進めているのだ。

それがない医師では朝田のように患者の全身状況を把握することは無理らしい。

順調そうに見えたバチスタ手術だが、天才的な朝田の動きに麻酔医と臨床医が遅れをとりはじめた。

鬼頭が以前言っていたのはこういうことで、ゼロがひとつでもあれば、どんなに優秀な人材が揃っていようとゼロになる。

途中、臨床工学技士が体調不良を起こし離席する。

管理が遅れ始めた人工心肺の異変に気がついたのは伊集院だった。

臨時でついていた工学士は動揺し使い物にならず、一刻を争う自体に朝田が指名したのは伊集院だ。

日頃から勉強熱心な伊集院が人工心肺の扱いも学んでいたと朝田は知っていて、伊集院に人工心肺の管理を任せることに。

伊集院の活躍により、人工心肺は元に戻りオペは続行された。

朝田は驚きの集中力をみせ、オペは終了、バチスタは成功した。

あとは閉胸だけだと誰もが安心しきったその時、朝田は患者の心筋が弱っていることを指摘。

バチスタが成功してもこの患者は助からないと踏み、引き続き違う処置のオペを行うことに。

朝田の指摘通り、奈良橋の容態が急変する。処置には医師が3人は必要だ。

しかし伊集院は先ほど人工心肺の管理をしており、機械を触ってしまったため、再度手洗いをしなければオペには戻れない。

伊集院を待つ時間はない。

その時、朝田がミキ(水川あさみ)に伊集院の代わりをするよう指示した。

驚きを隠せない加藤に、ミキは今まで当然のように自分の右腕となっていたことを告げる。

しかしそれは海外での話で、看護師がメスを握ることは日本では許されない。

反対する加藤ら他のスタッフに、決めるのは俺だと朝田は一蹴した。

これには野口も大反対で、なんとしてでも阻止するよう見学室から怒鳴り散らす。

加藤は朝田に、チームチームというけれど、自分の意見を押し通すのがチームなのかと指摘するが、

そんな加藤に朝田は頭を下げた。

自分にとってチームとは、共に命を追う大切な仲間で、共に戦っている仲間がいる限り俺は何がなんでも前へ進むと強い口調で伝える。

朝田の気持ちが伝わったのか、加藤はオペ続行を宣言。

ミキはメスを握り、完璧な処置をしてみせた。

涙で待つ家族の元にオペ室から出てきた朝田は手術の成功を告げる。

息子の伸吾(金井勇太)は麻酔で眠る母におかえりと声をかけた。

バチスタ手術は成功に終わったが医局の雰囲気は最悪だ。

看護師がメスを握ってしまったことで、今後の処分をそれぞれに気にしているのだ。

一人、また一人と医局から去っていくスタッフたち。

ついには野口へ説明しにいくと言って加藤までもが去ってしまった。

沈没する船から我先に逃げていくとミキは自嘲気味に話す。

しかし朝田は、加藤はまだ論文も出世も諦めていないのではないかと言った。

野口の元へ現れた加藤は朝田の予想通り強気の姿勢をみせている。

野口は倫理委員会にかけられれば自分も終わりだと心配しているが、加藤は徹底して、医師の指導の元であれば適切な対処であったと主張。

そして加藤は秘密裏に新聞記者と話しをつけ、

翌日の朝刊の一面にバチスタの成功が載る手はずを組んでいた。

そんななか、スタッフを大量処分し水を差すことのリスクを訴える。

記者会見まで早々に組んでいた加藤。

したたかに野口を誘導し、野口もこの話に乗ることに。

しかし、翌日朝刊を騒がせたのは、霧島(北村一輝)が日本で初めてのバチスタ手術を成功させたという記事だった。

ドラマ「医龍1」第6話の感想

いよいよバチスタ手術が行われました。

やはり朝田の腕は素晴らしく、バチスタだけでなく、オペにより患者の心臓が弱っていることにも気付くという見事な活躍でしたね。

加藤のしたたかさにも驚きましたが、それを上回って邪魔をしてくる霧島の存在が気になります。

霧島がチームドラゴンにこだわるのはどうしてなのでしょうか。

そしてやはり荒瀬の存在が重要となってきたわけですが、荒瀬とチームドラゴンの関係もこの先どうなっていくのか気になるところです。

ドラマ「医龍1」第6話のまとめ

以上が「医龍」第6話のあらすじと感想でした。

加藤の根回しにより処分が免れたと安心していた矢先に霧島によって足元を救われてしまったチームドラゴン。

この先どのような展開になっていくのか、注目です。