2006年にシリーズ1が放送され翌年の2007年にシリーズ2が放送された人気医療ドラマ「医龍」。

シリーズ2から3年が経った2010年にファン待望の第3シリーズが放送されました。

期待の大きさから初回放送は2時間を超える拡大版でスタートした「医龍3」。

どのような内容だったのでしょうか?

あらすじと感想をまとめていきます。

「医龍3」第1話 あらすじ

世界屈指のメディカルシティを目指していた明真であったが、その構想はリーマンショックによる外資の引き上げで挫折。

明真からは患者が激減し、勤務する外科医のレベルも低下した。

鬼頭(夏木マリ)はこれまで明真を引っ張ってきていたが、訴訟数も増え隣町にできた病院に患者が軒並み流れているような今の明真は自分のいるべき場所ではないと感じていた。

それを聞いた上層部は鬼頭を明真に残すため新学長に鬼頭を就任させる。

明真を変えるには改革が絶対であり、難易度の高いオペを積極的にこなす臨床分野、若い人材を確保するための腕のいい指導者を外部から連れてくるという教育分野、いずれはノーベル医学賞も視野に入れた世界レベルの研究分野の三つを実現していくとした。

アメリカの病院で小児心臓移植のスペシャリストとして名をはせていたチームドラゴンの加藤(稲森いずみ)、そして海外NGOの医師団として活躍していた朝田(坂口憲二)の二人にメールが届く。

一方地方病院で勤務していた藤吉の元には鬼頭が直接足を運んでいた。

藤吉の娘は心臓移植を待ちながら藤吉が勤務する病院で亡くなった。

臨床ではなく未来の子供たちを救う研究を完成させないかと打診しに来たのだ。

藤吉は明真に戻る条件として、臨床をすることと、今自分が受け持っている一人の女の子・菅原優希奈を明真に転院させることを挙げた。

明真に搬送されてきたのは川に転落していた男性だった。

木原(池田鉄洋)と伊集院(小池徹平)がオペに入るが手の施しようがない。

そこに現れたのは朝田だった。

朝田は想像の上をいく処置で見事に男性を救う。そこには加藤の姿もあった。

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明真に戻ってきた朝田らを出迎えた鬼頭は自らの明真改革案を語る。

その改革は鬼頭の名誉のためか?という朝田の質問に日本の未来のためだと答える鬼頭。

最終的にチームドラゴンには日本屈指の小児心臓移植チームとして活躍してもらう方針であると伝えた。

自分らを歓迎する伊集院に朝田はどうしても聞きたいことがあった。

麻酔科医の荒瀬(阿部サダヲ)が患者を殺したというのは本当かということ。

伊集院は荒瀬に起こった出来事を話し始める。

荒瀬が当時担当していた前山勇太(深澤大河)と荒瀬の間には長期入院からできた確固たる絆があったという。

勇太のオペに入ることが決まっていた荒瀬は勇太に対し希望を持たせるような言い方をしてしまう。

実際オペは難しいものではなかったが麻酔医不足のためその日荒瀬は4つのオペを掛け持っていた。

隣のオペ室へ荒瀬が席を外しているときに事件はおこった。

出血が止まらない状態になった勇太。しかし執刀医は自らのプライドを重要視し荒瀬を呼ばなかったのだ。

勇太は結局出血多量のため術中死してしまった。荒瀬を迅速に戻していれば避けられた死だった。

手術前に勇太にかけた希望の言葉はその後荒瀬の首を絞めることになり、執刀医は責任のすべてを席を外した荒瀬のせいにしたらしい。

調査の結果荒瀬の過失は認められなかったものの、その後荒瀬がオペに入ることは亡くなったという。

麻酔科医以外の医師が揃ったチームドラゴンの最初の患者は、藤吉が転院させてきた優希奈だ。

優希奈は世界でも100人ほどしかいないとされる心臓パラガングリオーマという難病にかかっていた。

このオペに絶対なのは徹底した血圧コントロールでそれは荒瀬にしかできない難易度だが荒瀬はオペに入ることを拒む。

優希奈の主治医は伊集院になったが荒瀬の一件以来伊集院は患者にかける言葉を異常なほど気を付けていた。

それでも毎日デモンストレーションを重ね藤吉に叱咤されやってきたオペ当日、不安を隠し気丈に接する優希奈に伊集院は声をかけた「成功は僕が保証する」と。

オペが始まるも病状は諦めが勝るほど進行していた。

それでもあきらめず手を止めない朝田だが、直腸温が一向に下がらない悪性高熱症の症状が出始めてしまった。

麻酔科医の悪夢と言われるそれは全身麻酔が引き金となり体温が上がり続けるといった症状で、オペを中止しなければ死に至るというもの。

駆けつけた荒瀬がオペに加わり制限時間の1時間以内で朝田は無事オペを終わらせた。

優希奈のオペは無事に終わったが、オペの途中何度も荒瀬は胸を押さえていた。

書類庫に雑用に来ていた研修医の真柄(谷村美月)は落ちていた一枚のレントゲン写真を見つける。そのレントゲン写真の患者名には荒瀬の名前が書いてあった。

それを藤吉が確認し荒瀬の深刻な病状を知ることになる。

そのとき荒瀬が明真に搬送されてきた。

朝田は別のオペに入っているし加藤は学会参加のため病院にはいない、伊集院は別医院へ行っていた。

早急にオペが必要だと朝田に伝えるも朝田も手が離せない。朝田は藤吉にオペが終わるまでの1時間をどうにか持たせてくれと懇願する。

医師がいないと知っていながら荒瀬を受け入れたのは野口(岸部一徳)だったようだ。

朝田らが駆けつけたとき藤吉は廊下で佇んでいた。

そこにストレッチャーに乗せられた荒瀬が通る。

荒瀬は生きていた。荒瀬を助けたのは野口が呼び寄せた天才カテーテル医の黒木(遠藤憲一)だった。

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「医龍3」第1話 感想

2時間を超える初回放送でしたがあっという間に感じてしまうほどの大ボリュームな回でした。

イラッとしてしまうほど伊集院は患者に対し一線を引いていて、患者に突っ込んでいくスタイルの藤吉や朝田に訴訟訴訟と突っかかるのですが、朝田の一言、医者と患者を繋いでいるのは同意書ではなく信頼だという言葉を聞いて少し生まれ変わったように見えました。

と言っても、荒瀬が家族から責められ病院内からも弾かれた姿を近くでみていた伊集院が過敏になってしまうことは誰も責められませんね。

そして明真には憎き野田が帰ってきてしまいました。これからどう引っ掻き回していくのかも見ものです。

「医龍3」第1話 まとめ

朝田や藤吉といったおなじみの顔から加藤といったお久しぶりの顔、そしてマイペースな研修医の真柄なども加わりこれからの展開が楽しみな「医龍3」。

今回看護師のミキ(水川あさみ)は登場しませんがそれに代わる新キャストが盛り上げてくれることでしょう。

第2話も必見です。