東野圭吾さんの小説『手紙』

販売数累計240万部を超える大ベストセラー本として、読んだ方も多いのではないでしょうか?

その「手紙」が12月19日にテレビ東京系列でスペシャルドラマとして放送されます。

主演はKAT-TUNの亀梨和也さん、本田翼さん他豪華キャストも話題になっていますね。

 

 

「手紙」は2006年に実は、映画化されています。

原作小説、映画、今回のドラマがどのように違うのか書いていきます。

 

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小説『手紙』のあらすじ

まずは小説『手紙』のあらすじを書いていきます。

ここと比較してこれから映画・小説・ドラマがどのように違うのか書いていきます。

 

<以下小説あらすじ>

武島直貴と武島剛志の兄弟は、両親を亡くし二人で生きていた。

人一倍体力があった兄の剛志はそれを生かして力仕事をしていた。彼の夢は弟の直貴を大学に進学させる事。自分と違い頭の良かった直貴をなんとか大学に行かせてやりたいと思うのだった。

大学進学費を稼ぐために剛志は一生懸命仕事をする。しかし力仕事の無理がたたり、腰と膝を怪我してしまうのだった。身体がこれまでのように使えなくなった剛志は働けなくなり仕事も失ってしまう。

これでは直貴を大学に進学させてやることができないと、悩む剛志。

そして、彼が選んだ答えは、資産家の家に強盗に入ることだった。その家はかつて剛志が引っ越しの仕事をしていた時に訪れた家で、老夫婦が2人で住んでいた。

老夫婦の留守を狙い、強盗に入る剛志。しかし、物色中に老婦人に出くわしてしまう。これに剛志はひどく動転してしまう。

警察に通報しようとする老婦人を、なんと殺してしまったのだった。剛志は強盗殺人罪で刑務所に服役することとなった。その年数は15年。。

 

剛志は監獄の中から、月に一度だけ手紙を送った。そこには、直貴に対する謝罪と、身を案じる内容が書かれていた。

 

一方兄が逮捕され一人になってしまった直貴。しかし、ここから幾多の苦難が彼を待ち受けるのだ。彼には進学、就職、音楽、恋愛、結婚と幸せをつかむチャンスが訪れる。しかし、彼の前にいつも立ちはだかるのは「強盗殺人犯の弟」という事実。世間は彼にそういうレッテルを張ったのだ。

直貴はいったん大学進学を諦め就職するのだが、大学生になる。学部は通信教育部。

 

大学の仲間と始めたバンドに直貴はのめりこむ。まさにそれは青春だった。バンド活動は順調に進み、やがて「プロデビュー」の話が舞い込んだ。

直貴は仲間たちとデビューするその日を期待していた。

 

しかし、レコード会社の人に、「直貴がいる限りデビューはできない」と言われてします。そう、理由は強盗殺人犯の弟だからだった。

 

夢を諦めた直貴だったが、今度は恋人ができる。

大手医療機器メーカーの令嬢中条朝美であった。

 

朝美は容姿端麗で知的な女性。

直貴と朝美の2人は恋に落ち、結婚まで考えるようになった。

「兄の事は何とか隠そう」

直貴はそう考えていたが、朝美の許嫁であった嘉島孝文に「兄の事」を暴露されてしまう・

 

最後は中条朝美の父に懇願され、直貴は朝美と別れることを決めた。

「私の娘に加害者家族としての苦労を背負わすことができない」

 

その後、直貴は就職するのだが、そこでも「兄が強盗殺人犯」である事がばれ、差別をうけてしまう。

 

どこに行っても「強盗殺人犯の弟」と言うレッテルが彼を苦しめ続けた。

 

そして、直貴は結婚をする。彼の理解者であった白石由実子である。子宝にも恵まれ娘ができた。

しかし今度はその愛娘が差別を受けてしまう。理由は勿論、父の直貴が「強盗殺人犯の弟」だからだった。加えて、妻の由実子にも世間の仕打ちは襲い掛かるのだった。

 

直貴たちが苦しんでいる中も、剛志からの手紙は毎月届いていた。直貴はだんだんとそんな兄が疎ましくなってきた。

 

そして、愛する家族を守るために、直貴はある決意をするのであった・・・

 

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小説「手紙」と映画「手紙」の違い

小説版「手紙」と2006年に放送された映画「手紙」。双方話の大筋は一緒ですが、微妙な所が違います。

 

<直貴の夢>

まず違うのが、「お笑い芸人」としてのデビューを目指す事です。ちなみにコンビ名は「テラタケ」

あらすじにもあるように、原作では「バンド活動」をしてデビューする事を目指していましたが、ここが違います。

当時はお笑いブームなどもあったので、その時代背景もあるかもしれませんね。

映画「手紙」に涙した視聴者は多いのですが、その「お笑い芸人」に関しては賛否あるようですね。

 

<直貴が朝美にしたこと>

朝美に関する事でも大きく違います。

小説版では朝美に関して、直貴は強引に結婚しようとします。

避妊具に穴を空け、授かり婚を狙おうとしました。

一方映画では、こう言った事はしませんでした。

 

<直貴が就職する会社>

朝美と別れたの後、家電量販店に就職しますが、その会社名が「ケーズデンキ」です。

おそらくスポンサーだったのでしょうね。

実在の家電メーカーとしてケーズデンキが使われています。

 

<剛志の凶器>

剛志が使った凶器も違います。原作小説ではドライバー。映画では盆栽用のはさみを使います。

 

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小説「手紙」とドラマ「手紙」の違い

続いて、今回放送されるドラマ「手紙」が原作に対してどうなのか書いていきます。

基本的なストーリーの大筋は一緒。

まあここが変わってはダメですからね。

 

ただ、幾つか違っているポイントがあります。

 

<直貴と由実子>

主人公武島直貴(亀梨和也:演)と後に婚約する白石由実子(本田翼:演)

この2人は原作ではバスで偶然見かけ白石由実子がアプローチしてくるという展開でした。

 

しかし、由実子はドラマでは直貴のバイト先である「宝海興業」の事務員であるという設定。

会社でとして2人は出会うようですね。

 

また、バンドを組むことになる寺尾祐輔も「宝海興業」の同僚と言う設定になっています。

原作小説では、直貴の大学の同級生と言う事になっています。

 

<直貴と朝美>
朝美は大学生ではなく、直貴が通う定時制高校の教師として登場します。
生徒と教師が恋に落ちるという事で、直貴に対して一定の理解をしてくれるのかもしれませんね。

<直貴と中条家>

後に直貴が付き合う事になる中条朝美(広瀬アリス:演)も父中条浩臣(榎木孝明:演)の他、母・中条京子(西田尚美:演)が登場します。

 

個人的に西田尚美さんが好きなので、楽しみです。直貴に迫ることになるのでしょうね。

 

<時代背景>

手紙が連載されたのは2001年~2002年。時代背景も大きく違います。

当時スマートフォンも無ければ、SNSもありませんでした。

この辺も今の時代設定に併せて変更になる点です。

 

直貴の秘密がばれたり、差別を受けるのも、SNSを利用したした描写があるかもしれません。

 

 

ドラマ「手紙」原作小説・映画との違いについて

 

基本的に映画もドラマも、原作の大事な本筋は押さえていることがわかります。

兄の罪に苦しみ続ける直貴。それを献身的に支える由実子。

 

罪を犯すという事が、家族に対してこれだけ影響してしまうという事ですね。

そんな直貴の苦悩を、亀梨和也さんがうまく演じると思います。

 

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